カテゴリー別アーカイブ: 店主ブログ

荘厳ミサ曲

私が主宰をしている「東京バッハ・カンタータ・アンサンブル」が早稲田大混声合唱団の第60回定期演奏会でベートーベンの「荘厳ミサ曲」を共演することになり、その為に年明け早々から東京へ出向きました。

1月9日、新宿文化センターの大ホールで行われたその演奏会は、実に印象的で素晴らしいものでした。荘厳ミサの前プロに歌われたジョン・タヴァナーの葬送歌とも言うべき「SVYATI」、信長貴富の「廃墟」という戦禍をテーマにした作品を含めて、彼らはそれらを全部暗譜で歌い切ったのには大変驚きましたが、それにも増してその若々しく、清冽な感性を十全に引き出して、若い彼らをぐんぐん引っ張って指揮をされた八尋和美先生の80何歳とは思えないエネルギーにも圧倒されました。昨年の12月にも同じ八尋先生の指揮のもと、三島のグロリア合唱団と荘厳ミサを共演しましたが、その時よりも先生は益々お元気な様子で、私も先生を見習って、あの年になってもあのように元気で演奏を続けていたいとつくづく思った次第です。

それにつけても、今回のプログラミングに、今の日本や世界の風潮、平和に対する問いかけを感じたのは私だけではないのではないでしょうか・・・(彼らがそれを意識したかどうかは別として)

明けましておめでとうございます。

お正月も三が日が過ぎましたが、皆様はどんなお正月をお過ごしでしたでしょうか?

今年の正月も、神戸は非常に穏やかないいお天気に恵まれ、晴れやかな気分で元旦を迎えることが出来ました。

私はと言えば、元旦には恒例の華僑の新年団拝に出かけ、旧知の人たちと新年の挨拶を交わし、獅子舞に頭を噛んでもらい、なんと抽選で神仙閣の中華菓子セットを引き当てて、幸先のよい一年のスタートを切ることが出来ました。

どうぞ、皆さんにとりまして、今年が良き一年となりますように、心からお祈り申し上げます。CIMG8021

Radiana Edrevaのヴィオラ

先週の終り、Radiana Edrevaのオルナーティ・モデルのヴィオラが入荷致しました。

私は以前から、ブルガリア出身でクレモナで製作を続けているEdrev ファミリーの楽器を注目していて、その主のEdrioと息子Plamenの作品を随分と取り扱ってきました。そのいずれもが豊かな音量とイタリアらしい明るい音色と伸びやかさを持っていて、購入された方々の評判はいずれも大変よいものでした。

この度、始めてこのファミリーで未知の存在であったEdrio の長女のRadianaの作品を手にしてみて、大変驚嘆しました。一見、作風は彼女の父や弟とそっくりでですが、音を出してみて感じたのは、Edrevファミリーの作品の持っている長所に更に磨きがかかり、なお且つそこに女性らしい艶やかな響きが加わっているということです。まるでビロードのような滑らかで光沢をもった感触に私は一遍に惚れこんでしまいました。楽器の仕入れには慎重な私ですが、この楽器は一も二もなく即購入を決めました。ご興味のある方は、是非ともご来店して試奏して見てください。因みにこの楽器は本年度のストラディヴァリ・トリエンナーレの出展作品ですが、残念ながら賞は逃したとのこと。きっと他にもっと素晴らしい作品があったのでしょうが、このヴィオラは賞をとっても十分におかしくない作品だと私は思います。

edrev

対馬の釣り

10月半ばに文化庁の学校公演で壱岐対馬に行きました。公演が終わってから1人抜け駆けして憧れの対馬で釣行、大船越のくろいわ丸に乗船し、ここ数年来の絶不調(不釣?)を吹き飛ばすような快釣を果たし、ここ数年来の溜飲を下げることが出来ました。この日の釣果は鯛5枚、アラ、アヤメ、アコウなど根魚14匹、笛吹き鯛多数。これで、釣りのツキは使い果たしてしまったかも・・・当分は坊主覚悟です。

CIMG3387CIMG3384

CIMG3392

ホームページを全面的にリニューアルしました。

月日が経つのは早いものですね。5年前に清水の舞台から飛び降りるような気持で、慣れない「商売」の道に飛び込みましたが、気がついたらもう満5年も経ってしまいました。最初は演奏家としての自分と両立と出来るかなぁという不安もありましたが、二足の草鞋を履いてここまでやって来られたのは、数多くのお客様、演奏家の皆様が支えてくれたお陰です。またいろいろとノウハウを教えてくれたよき同業者や問屋さんに恵まれたこともとてもラッキーでした。これからも自分の演奏家としての観点から、出来るだけ「音」にこだわりつつ、コストパフォーマンスに優れた楽器をご紹介して参りますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。